2021年、アメリカで需要が高まりつつある業種ベスト10

みなさんこんにちは! ボストンオフィスです。

今回は、Linkedlinというネットワークサイトで公開された、2021年にアメリカで需要が高まっている業種ベスト15を紹介します。

1位 Eコマース

コロナ禍によって、インターネットの注文が激増。求人も7割以上増えました。日本でもUber Eatsの自転車を見かける機会が増えたようですね。

2位 (住宅)ローンの専門家

トランプ前大統領による給与保護プログラムの影響もあって、ローンや金融取引の専門家が忙しくなっています。2019年から2020年にかけて、6割近くも雇用を増やしています。

3位 医療サポート

コロナ感染症の拡大は、この分野の人材のニーズを大きく高めました。彼ら最前線の人たちの奮闘ぶりは、多くの人を感動させています。

4位 販売・営業

ピンチをいかにチャンスに変えられるか、これが問われている時代でもありますね。

5位 多様化推進

こういうれっきとした業種があるのかわかりませんが、Black Lives Matterをきっかけとして、たくさんの現場で、多様性(ダイバーシティ)を促進する専門家が必要とされています。

6位 デジタルマーケット

人々がインターネットに接する時間が長くなり、マーケティング戦略もネットユーザーを対象とするようにシフトしつつあります。SNSの活用も課題のようです。

7位 看護

コロナ禍において、看護師のかたがたの奮闘には本当に頭が下がります。TIMES誌の表紙にもなりましたね。求人増加には、コロナだけでなく、高齢化の影響もあるようです。

8位 教育

いわゆる「先生」だけでなく、先生をサポートする人や、カリキュラムを開発する人も求められています。

9位 デジタルコンテンツ制作

人々のインターネット利用時間が増やすにつれ、デジタルのコンテンツやプラットホームをつくるスキルのニーズが高まっています。

10位 コーチ

これは、スポーツのコーチというよりも、人生の、あるいはキャリア設計のコーチです。コロナによって人生の転換を余儀なくされた人のニーズに応えているようです。

いかがですか? やはりIT系の人材が求められている、という印象ですね。技術はものすごく早く進歩しますから、今日のスキルは明日には役に立たなくなる、という時代ですが、IT系の就職がいい、となれば、アメリカの大学もIT系の教育に力を入れるようになるので、このランキングは教育業界からも注目されています。